Bring Me The Horizonは進化している。
特にヴォーカルのOli Sykesが詩を書いている為、歌詞を知ると、Oliが音楽で何を表現できるか試行錯誤しながら、壮大なことを考え、実行し、如何に成功に導けるか?をルーティン化しているのがわかるだろう。
壮大な事、というのは、自国レベルの話ではない。
もっと視野を広げた世界。
どうすればまともに機能する社会にできるか?
如何に、この人類を存続させられるか?
と言った「遺伝子レベルの話じゃね?」の領域に達して来た…それが最近のOliver Sykesなのだ。
去年リリースされたEP『Post Human Survival Horror』では、先行シングルから毎回和訳解説したが、Lyraがチョイスが良いんだか、悪いんだか(笑)で、「SNSは社会悪になり得る」内容の歌詞などディープな世界が繰り広げられていて、かなりポテンシャルが上がったのを記憶している。追求している作品に惚れた。
LyraはOliの生真面目さが好きだ。追求して身を焦がしてしまっている気がして心配になるが、同じように「この世界の未来が暗転していくのを見逃すわけにはいかない」と正義感がある人には、彼の全てに共感するだろう。
音楽には、もはや昔の成功物語はない。大ブレイクしても昔みたいにアーティストには収入がドカンと入ってくることはないし、CDなどセールスが落ちている。特にロックにはTik Tok 効果のせいで売れなくなって来ている。
それでもやるのは、見て見ぬ振りが出来ないから。
Oliは、前作『Amo』が一位になったことについていう…
「必死に頑張って来たわけだから、クールだけど、誰が気にするんだ?俺たちのアルバムが一位だろが10位だろうが誰も気にしていないわけ。じゃあなんで自分達は、きにしているだってね。何の意味もないんだ。誰のためにやっているのか、自分達のエゴのためなのか、って考えると何の意味もないね-…エゴが語り始めるんだ。物質主義的になってしまうんだよ。フォロワーとか売上枚数を比較しなくても誇りに思えるものはたくさんあるからね」
真っ当なことを言うのも憚れる世界…でもOlieは恥かしくもなく素直にいう。
彼には嘘がない。
嘘がない人だから信じられる。
そう、
Oliの言うことは信じられるのだ。
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランドシェフィールド出身のロックバンドBring Me The Horizon ブリング・ミー・ザ・ホライゾン。
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2004年結成。現在もシェフィールドを拠点に世界的に活躍中。
時代により少しずつサウンドを変えて来ている。 1st「カウント・ユア・ブレッシングス」ではメタルコア、デスメタルで、デスコアと呼ばれていたが、2nd「スーサイド・シーズン」ではメタルコアにデジタルなサウンドを合わさり、従来の枠組みにとらわれないスタイルへ変化。4th「センピターナル」以降はオルタナティヴロック、オルタナティヴ・メタルの要素が強い。
*Bring Me The Horizon については、こちらなど ↓↓
今日Lyraが和訳する曲は、2020にリリースされたEP『Post Human Survival Horror』に収録されている【Parasite Eve】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!
"Parasite Eve" is a song by British rock band Bring Me the Horrizon. Produced by the band's vocalist Oliver Sykes and keyboardist Jordan Fish and written by the entire band, it was released as the second single from the group's 2020 commercial release Post Human: Survival Horror on 25 June 2020.[The song samples "Erghen Diado" written by Petar Lyondev and performed by the Bulgarian Female Vocal Choir; Lyondev is credited as a co-writer.
=Parasite Eve =
Накривил е калпачето ей така, па така
Нанагоре-нанадоле, ей така, па така
Накривил е калпачето ей така, па така
Нанагоре-нанадоле, ей така, па така
I've got a fever, don't breathe on me
I'm a believer in nobody
Won't let me leave 'cause I've seen something
Hope I don't sneeze, I don't *sneeze*
Really we just need to fear something
Only pretending to feel something
I know you're dying to run
I wanna turn you around
Please, remain calm, the end has arrived
We cannot save you, enjoy the ride
This is the moment you've been waiting for
Don't call it a warning, this is a war
It's the Parasite Eve
Got a feeling in your stomach 'cause you know that it's coming for ya
Leave your flowers and grieve
Don't forget what they told ya, eh-eh
When we forget the infection
Will we remember the lesson?
If the suspense doesn't kill you
Something else will, eh-eh
Move
I heard they need better signal
Put chip and pins in the needles
Quarantine all of those secrets
In that black hole you call a brain before it's too late
Really we just wanna scream something
Only pretend to believe something
I know you're baying for blood
I wanna turn you around
Please, remain calm, the end has arrived
We cannot save you, enjoy the ride
This is the moment you've been waiting for
Don't call it a warning, this is a war
It's the Parasite Eve
Got a feeling in your stomach 'cause you know that it's coming for ya
Leave your flowers and grieve
Don't forget what they told ya, eh-eh
When we forget the infection
Will we remember the lesson?
If the suspense doesn't kill you
Something else will, eh-eh
It's the Parasite Eve
Got a feeling in your stomach 'cause you know that it's coming for ya
Leave your flowers and grieve
Don't forget what they told ya, eh-eh
When we forget the infection
Will we remember the lesson?
If the suspense doesn't kill you
Something else will
You can board up your windows, you can lock up your doors, yeah
But you can't keep washing your hands of this shit anymore
When all the king's sources and all the king's friends
Don't know their arses from their pathogens
When life is a prison and death is the door
This ain't a warning, this is a war, war
This is a war, eh-eh, oh-oh
It's the Parasite Eve
Got a feeling in your stomach 'cause you know that it's coming for ya
Leave your flowers and grieve
Don't forget what they told ya, eh-eh
When we forget the infection
Will we remember the lesson?
If the suspense doesn't kill you
Something else will, eh-eh
It's the Parasite Eve, eh-eh
It's the Parasite Eve, eh-eh
It's the Parasite Eve (Parasite Eve), eh-eh
Eh-eh, eh-eh
We cannot save you
We cannot save you
We cannot save you
We cannot save you
We cannot save you
帽子をずらして このまま
そのまま 片側へ
反対側へ
そのまま そのまま そのまま
熱があるよ
俺に息を吹きかけないで
俺は名もない人の信奉者さ
放っておいてくれないか
だって何かを見て来たから
くしゃみなんかしたくない
"コカイン"はしないよ
本当に俺たちは
何かに怯える必要があるだけさ
ただ何かを感じたふりをするだけ
俺には君が
逃げたくて仕方ないのが
分かってるぜ
「お願いよ、冷静でいて
"Parasite Eve" とは?
【Parasite Eve】は、Bring Me The Horisonの曲で、プロデュースは、ヴォーカリストのOliver Sykesとキーボードの Jordan Fish。作詞作曲は。バンドがやっている。これは2020年6月25日のコマーシャル・リリースした『Post Human: Survival Horror 』からの2nd シングルである。この曲はPeter Lyondevによってかあかれ、ブルガリア女性声楽合唱団によって演奏された【Erghen Diado』をサンプリングしている。Lyondevは共作者としてクレジットされている。
『Post Human 〜』のプロジェクトについて、Bring Me the Horrizonにとって結果より過程の方が重要だと言う。ロックダウン中に書かれ、レコーディングされた曲であり、2020年の恐怖と混乱のリアルタイムな反応が具現化されたものである。ただOlieは、パンデミック以前に書いた物だと語っているため、Covid-19からインスピレーションをもらった訳ではないらしい。
ちなみに Parasite Eveには、
Parasite Eve (novel)
Parasite Eve (video game)
パラサイト・イヴ(ゲーム)。瀬名秀明の小説を原作としたスクウェア(現スクウェア・エックス)のTVゲーム。ゲームシリーズ。
曲について
この元ネタの【Parasite Eve】のゲームは、ミトコンドリア細胞が突然変異して進化したときに形成され、最終的に自己認識になり、人類を超えたホストを探しているイブと呼ばれる生物学的実体と戦っているアヤという名前の警官の物語だ。
イブは、犠牲者を自然発火させることで、地球上のすべての生命を脅かしている。この実体は、人類を自身の DNA を制御できる優れた生物に置き換えようと努めており、人類を地球から寄生する寄生虫と見なしているという内容である。
「生きている最後の日に達成したいことrについて尋ねられたとき、Oli Sykes は次のように述べている。
「 パラサイトイブの最も難しい設定でのスピードラン。」
音楽的には、Oli Sykes が DOOM Eternal というゲームをプレイしたことや、ゲームのサウンドトラック アーティストである Mick Gordon の貢献に多くの影響を受け、未来的でサイバーなオーバーレイを与えている。
現在の世界情勢の類似性中で
「中国でのパンデミックについては聞いていたけど、その後、俺たちが書いていたことの類似点が現実に近づき始めた。それについてのニュース記事があるたびに、俺たちはお互いに「パラサイト・イヴ」と言って、そのすべての大きさに気付かなかった.少し核心に近すぎると感じたので、曲を少し棚上げにした。しばらく待ってから、これがこれまで以上に今リリースする理由であることに気付いたんだ。俺たちの音楽では、常に逃げ出したいと思っていだけど、現実逃避が多すぎて、世界の問題を無視してきた。
それは世界が必要としているものではないよ。世界はもっと必要であり、それについて考え、覚えておく必要がある。それを一掃して、人生が正常に戻ることを期待することはできない。多くの点で、俺たちは変わる必要があるよ。それがロック ミュージックだ。ダーク サイドに対処し、それを処理する。これは、いつか来ることを俺たち全員が知っていた瞬間だが、おそらく俺たちの生涯ではそうではない。Black Lives Matterの抗議も見てみてよ。俺たちは進歩を遂げ、人々は不正に立ち向かっているように感じた。怒られる時が来たんだ。この頃は過ぎ去るだろう」とか「すべてうまくいく」と言う時ではない。」とOlieは、かたっている。
Covid-19について
この歌詞が、コロナをテーマにして書いた物ではないとメンバーは言っているが、余りにも類似性があるため、インタビューされる度に聞かれてしまうのは仕方がないだろう。
Oliは、パンデミックについて語る5分間のモノローグを書いた。
「つまり、世界は今、めちゃくちゃな場所であり、他のみんなと同じように、俺たちは足を止められている。
俺たちは、音楽に取り組んでいたんだ。新しいレコーディングに取り組んでいたんだけど、他の世界と同じように、すべてが保留されているか、少なくともとにかくそう思っていたよ。このロックダウンがすぐには解除されないことが明らかになった後、俺たちはとにかく音楽を作り始める必要があることに気付いたんだ。ブリング・ミー・ザ・ホライズンのメンバーは、おそらく約6年間で1か月以上家に帰っていなかったので、始めようと思っていたよ。クレイジーさ。それで、俺たちは適応し始めたんだ。どうすればこれを実現できるかを考え始めた。各メンバーが自分のたわごとをどのように記録できるか。俺とJordan はどのようにリモートで書くことができたのか?多くの人と同じように、以前やっていた方法が唯一の方法だと感じていたが、このような状況に置かれ、強制されると、物事を別の方法で行うと、物事を行う方法があることに気づき始めるんだよ。それは簡単ではないか、少し違うかもしれないけど、それは完全に実行可能であり、それが自分達の新しいレコードに取り組んでいるときに見つけたものなのさ
[…] 今は現実逃避にとって非常に重要な時期だ。音楽、芸術、文化、すべてが最善の方法であり、人々が現実から逃れるための健康的な方法だよ。今できる最も有益なことは家にいることだと知っているので、それはあなたを役に立たないと感じさせる。逃げることができなければならない。個人として今できることはあまりないので、俺たちはこのたわごとを頭から取り除くことができなければならないんだ。しかし問題は、俺たちが現実から逃れると、永遠にそこにとどまりたくなることだ。なぜなら、現在進行中の暗闇を認識しないと、それが積み重なる可能性があるからだ。俺たちはそれに直面しなければならないからだよ。これは、誰もがこれまでに見た中で最もクレイジーなたわごとのようなものだからね。
俺たちはそれを直接見なければならないそれに立ち向かわなければならない。俺たちはそれを感じなければならない。俺たちはそれを吸わなければならない。これを乗り越えるために、時々それを生きなければならない。ご存知のように、これらの感情を抑圧したいのは理解できる。文明化するには、社会の構造化された理想に適合しない自分の側面を抑圧する必要がある場合があるからね。でも、それには多大な代償が伴うんだ。俺にとって音楽は、あらゆることに対処するための最も強力な方法なんだよ。歌は何よりも多くのことを表現できると感じているので、俺たちがそれを行うことが重要だ。これをツールとして使用して、これを乗り越えて反対側に出てください。そもそも自分達が良い場所にいたわけではないから。これを無視しているだけではないことを確認する必要があるよ。無視すると、同じ間違いを繰り返す運命にあるからだ。そのため俺たちはあなたと俺たちの進歩を共有するつもりだよ。俺たちがリモートでどのように書いているかを見ることができる。リモートで記録する方法とその間のすべて。だから、このスペースを見てください。みんなが健康で幸せで、この奇妙でめちゃくちゃな時間にできる小さな喜びを見つけてくれることを願っています。平和を!」
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歌詞について
Oliの言葉で歌詞の意味は分かると思うので、今日はいつもと違い簡単に解説しましょう。
この曲のイントロはブルガリア語で歌われている。直訳すると次のようになる。
帽子をずらして このまま
そのまま 片側へ
反対側へ
そのまま そのまま そのまま
女性グループ Le Mystère des Voix Bulgares の「Ergen Deda」からのサンプルだ。
各パーツにはビジョンがあり、ブルガリアの合唱団のボーカルから始まる異国感たっぷりなサウンドをより強調していると思う。
Oli「これは今年の初めに本当に夢中になり、その背後にある歴史に感謝しながらたくさん聴いていたんだよ。一部の地域では、熱い石炭の上を歩く儀式と密接に関連しており、彼らはこのトランスに入るんだ。そのようなボーカルを聞くと、おそらく西洋音楽とは異なるスケールとリズムで歌われているため、この陶酔感があるけど、それは俺にとって非常に異質であるため、パニックとカオスの感覚もあるんだ。本質的にそれについての曲を開くのに完璧な方法のように感じた。最初のヴァースに入ると、間近で閉所恐怖症のような感覚がすべてであり、4 対 4 のビートだ。非常に無調で、アラームが鳴ったようにあなたの顔に現れるよ。俺が言葉で伝えようとしている歌詞とイラストを具現化しようとしているんだ。 」
スラングはある。イギリスっぽさはあまりなくて共通なスラング。
ちなみに、Sneezeにはくしゃみする、くしゃみらが一般的な意味だが、スラングでコカインの意味があるので、今回Lyraはスラングの方で和訳しましたよ。Oliが余りにも世界的な現状を書いてしまったから、作品にしない方が良いかもと棚上げした意味がすごく分かる。Lyraも予言していたんだじゃないかると思うくらい世界情勢を描いた或る作品に出会って感想とか書いていたのだけど、世界がドンドンその作品通りになっていくので怖くなり「やめておこう」と書くのを中断してしまったものがある。その作品自体も打ち切りになってしまったから余計ヤバさが恐怖になった。(だって真実を知ったものは、みんな殺されちゃうのよ←作品の中の話だが。もう怖くはないけれど、2019年の時は怖かった)。
Bring Me The Horizonは、歌う。
現実の世界を。
夢物語で現実世界から逃避するのも良いだろう、人それぞれの考え方があるのだから、否定はしない。
ただ自分は現実から目を逸らさない生き方をして来たからOli達の生き方に共感する。臭いものに蓋をしろ、と言うのが社会の常だが、2度とあのような未知の恐怖に恐れたりしたくない。
私達は生きる。
だから酷いことから目を逸らさずに対処して、次の時にはより迅速に行動できるようになりたい。
それに次の世代に生きる術を残してやりたい。
私達の子供たちが絶望しないように。
打ちひしがれて生きることを諦めないように道を示してやりたい。
私達は逃げたりしないのだ。
愛するもののための道標となるため目を背けたりしない。
世界を生き抜くために!
"Parasite Eve,” the second single from POST HUMAN: SURVIVAL HORROR, was recorded during the 2020’s quarantine and, although the inspiration for the track didn't come from the COVID-19 pandemic, there are a lot of references to it. The title comes from a 1998 survival horror game of the same name released by Square. The band said:
We’ve got to look that face to face. We’ve got to confront it. We’ve got to feel it. We’ve got to breathe it. We’ve got to live it sometimes to get through this. You know, it’s understandable that we want to repress these feelings, and sometimes becoming civilised requires us to repress aspects of ourselves that don’t fit in with the structured ideal of our society.
During the promotion of the song, the band changed their helix logo for a broken version.
The song was expected to be released on 2020, June, 10th, but was postponed due to the George Floyd protests and all Black Lives Matter protests around the world. As Oliver Sykes stated:
So as some of you know we were planning on releasing a new track this week. But with the incredible movement that is taking place currently we don’t feel comfortable releasing and promoting anything that takes the focus off what’s important right now. I know you will all understand because we have the best fans in the world and I promise you we won’t make you wait too long and the good news is more music will be coming soon after “Parasite Eve” too. But for now keep fighting the good fight and stay tuned.
The game tells the story of a cop named Aya who is fighting against a biological entity that calls itself Eve, who formed when a mitochondrial cell mutated and evolved,eventually
becoming self-aware and seeking a host beyond humanity.
Eve threatens all life on Earth by causing her victims to spontaneously combust. The entity seeks to replace
"Parasite Eve" has been described as a nu metal and electronic rock song with some elements of electropop.The song was inspired by the Japanese video game of the same name. It was written and composed by the band while in quarantining during the COVID-19 pandemic. The song samples "Erghen Diado" from the album Le Mystere des Voix Bulgares. The lyrics talk about what is happening during the pandemic, saying that "This is a war" between countries for discovering a vaccine. At the same time, Sykes talks about when the pandemic is overcome, while asking "If you survive the infection, will you remember the lesson?" to the people and the world leaders like U.S. President Donald Trump and Brazil President Jair Bolsarano that rejected and ignored the gravity of the virus. Musically, it was influenced a lot by Sykes playing the game Doom Eternal, as well as the contributions of the game soundtrack artist Mick Gordon, giving it a futuristic and cyber overlay. Sykes said about the lyrics of the song amid the similarity of the current world situation:
It was really weird, we'd heard about the pandemic in China, but then the similarities between what we were writing about started to become closer to reality. Every time there was a news story about it, we'd turn to each other and say 'Parasite Eve', not realising the magnitude of it all. We shelved the song for a bit because it felt bit too close to the bone. After sitting on it for a while, we realised that this was a reason to release it now more than ever. In our music we've always wanted to escape, but there's been too much escapism and ignoring the problems in the world. It's not what the world needs. The world needs more and needs to think about it and remember. You can't just brush over it and expect life to go back to normal, because it fucking ain't. In so many ways, we need to change. That's what rock music is about – addressing the dark side and processing it..."
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humanity with superior organisms that have control over their own DNA, and considers humanity to be a parasite leeching off the planet.
Also, when asked about what would he like to achieve on his last day alive, Oli Sykes said:
A speed run on Parasite Eve’s hardest setting.
Musically, it was influenced a lot by Oli Sykes playing a game called DOOM Eternal, as well as the contributions of the game soundtrack artist Mick Gordon, giving it a futuristic and cyber overlay.
We’d heard about the pandemic in China, but then the similarities between what we were writing about started to become closer to reality. Every time there was a news story about it, we’d turn to each other and say “Parasite Eve,” not realising the magnitude of it all. We shelved the song for a bit because it felt bit too close to the bone. After sitting on it for a while, we realised that this was a reason to release it now more than ever. In our music, we’ve always wanted to escape, but there’s been too much escapism and ignoring the problems in the world. It’s not what the world needs. The world needs more and needs to think about it and remember. You can’t just brush over it and expect life to go back to normal, because it fucking ain’t. In so many ways, we need to change. That’s what rock music is about—addressing the dark side and processing it. This is a moment we all knew was coming one day, but maybe not in our lifetime. Look at the Black Lives Matter protests too. It felt like we were making progress and people were standing up to injustice, but maybe we got too complacent because it’s still happening. It’s time to be pissed off. It’s not the time to say, “These days shall pass” and “Everything will be okay,” because it won’t fucking be okay unless we fucking do something about it. - Oli Syke(NME)
The band’s vocalist Oli Sykes wrote a Five- minute monologue talking about the pandemic:
So the world’s a fucked up place right now and just like everyone else, we’ve been stopped in our tracks. We were working on music. We were working on a new record. But just like the rest of the world, everything’s been kind of put on hold or at least we thought that anyway. After it became apparent that this lockdown weren’t going away anytime soon, we realised we need to start making music anyway possible because, you know, if we can’t go out and play shows, if we can’t go out and connect with the fans and do the thing that we love then we’re gonna go mad, because the members of Bring Me The Horizon probably haven’t been home for more than a month in about six years so we knew we’re gonna start going crazy. So we started to adapt. We started to figure out ways how we can still do this. How each member could record their own shit. How me and Jordan could write remotely and I think just like a lot of people, the way we were doing things before felt like the only way to do shit and then when you’re put in a situation like this and you’re forced to do things differently, you start to realise that there is a way to do things and it might not be as easy or it might be a little different, but it’s totally doable and that’s what we found while working on our new record.
[…] Right now is a very important time for escapism. Music and art and culture and everything is the best way and it’s a healthy way for people to escape reality. ‘Cause you know when the most helpful thing you can do right now is stay at home, it makes you feel kind of useless. We have to be able to escape. We have to be able to get this shit off our minds when there’s not much we can do about it as individuals right now. But the problem is when we escape reality sometimes we wanna stay there forever. Because if we don’t acknowledge the darkness that’s going on right now that can build up. Because we gotta face it. This is like the craziest shit any of us has really ever seen in our lifetimes.
We’ve got to look that face to face. We’ve got to confront it. We’ve got to feel it. We’ve got to breathe it. We’ve got to live it sometimes to get through this. You know, it’s understandable that we want to repress these feelings and sometimes becoming civilised requires us to repress aspects of ourselves that don’t fit in with the structured ideal of out society. But you know that comes at a great cost and for me music is the most powerful way to deal with anything. I feel like a song can express so much more than anything else that it’s important that we do, you know. Use it as tool to get through this and come out the other side ‘cause shit will be okay. It wasn’t like we were in a good place in the first place and we need to make sure we’re not just ignoring this, because if we do, we’re doomed to repeat the same mistakes. So we’re gonna be sharing our progress with you. You’re gonna see how we write remotely. How we record remotely and everything in between. So watch this space. I hope everyone’s healthy and happy and finding the little pleasures that they can in this weird and fucked up time. Peace.
The intro for the song is sung in Bulgarian and it directly translates to:
Has put his cap askew, just like this, just like that
To the one side, to the other side, just like this, just like that
It’s a sample from "Ergen Deda" by the female group Le Mystere des Voix Bulgares
There’s a vision for each part. It starts with Bulgarian choir vocals, which is something I really got into at the start of the year and listened to a lot, appreciating the history behind it. In some regions, it’s closely linked to ceremonies involving walking over hot coals and they go into this trance. When I hear vocals like that—maybe because it’s sung in different scales and rhythms to Western music—it has this euphoric feeling, but also because it’s so foreign to me it has this feeling of panic and chaos. It felt like the perfect way to open a song that is about essentially that. When it goes into the first verse it’s all about that up-close, claustrophobic feeling, it’s that four-to-the-floor beat: it’s very atonal and in your face like an alarm’s gone off. It’s trying to embody the lyrics and the illustration I’m trying to give with the words.
Oli Sykes. Kerrang!
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