【Lyra Sky】net

language & lyrics

Shocking Blue【Love Buzz】和訳 Nirvana比較 ウブな恋 Naive Love

 

 

魅惑的な低音ヴォイスで素敵な声。

The Shobking Blueのお姉様方を知ったのは、いわずとしれた【Venus】のミュージックビデオを見た時。その前からラジオや街中で聴いていたのだけど、はっきりビジュアルまでトータルで知ったのはMVだった。

 "Ah〜〜Ah〜〜"がもう呪文の様に体内に入って来る。Bananarama ヴァージョンが可愛かったから別物として考えないと申し訳ない気持ちにまでなったのを覚えている。

アイドルとはまるっきり違うから、本家の方のこちらの方がやばくて好き。Bananaramaも好きですよ、可愛いから。

ただThe Shocking Blue の方が自分には本気度が強くてフィットするの。 

Lyraと同じ様にやばくて魅惑的なThe Shocking Blueの魅力にやられた人はたくさんいると思う。あのラブリーKurt Cobainもそう。先日、和訳解説したNIRVANA の【Love Buzz】が、このカヴァーになる。よりシンプルな歌詞でストレートなロックになっているが、解説でも書いたがダブルミーニングだと、あんな感じになり、別の意味でヤバくなっている。

でも面白いことに、こちらのオリジナルのような呪術的なヤバさはなくてヘルシーなくらいPopだ。

どちらを聞いても全く古くない、時代を問わず魅力を放つ名曲だ。

このヤバさを一緒に味わいましょ?

 

 

スポンサーリンク  

 

今日Lyraが和訳&解説するのは、オランダ、ハーグで結成されたロック・バンド The Shocking Blue ショッキング・ブルー。  

 

1967年に結成。Nederbeat と言うオランダで一般的にも名を知られるバンドブームの人気バンドであった。1960年代から1970年代初頭にかけて、カウンターカルチャームーブメントの中で多くのヒットを飛ばすバンドになった。

 

今日Lyraが和訳する曲は、The Shocking Blueの1969年リリースのスタジオアルバム『At Home』に収録されている曲【Love Buzz』。 

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

 

At Home -Clrd/Remastered- [Analog]

At Home -Clrd/Remastered- [Analog]

Amazon

 

 

 

Love Buzz is a song by Dutch rock band Shocking Blue. It was written by Robbie van Leeuwen and first released on the group's 1969 album "At Home". The song was covered by Nirvana, released as their debut single in 1988.

Nirvanaのカヴァーの和訳解説は、こちら↓↓

 

lyriclyra.com

 

 

=Love Buzz =

Would you believe me when I tell you

You are the king of my dreams?

Please don't deceive me when I hurt you

It just ain't the way it seems

 

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

 

I need you like a desert needs rain

I would rather like to die

Darling, oh when I don't see you

So spread your wings and fly

 

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

 

Would you believe me when I tell you

You are the king of my dreams?

Please don't deceive me when I hurt you

It just ain't the way it seems

 

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

 

I need you like a desert needs rain

I would rather like to die

Darling, oh when I don't see you

So spread your wings and fly

 

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

Can't you hear my love buzz?

 

 

 

 

私の言うことを信じてくれますか? 

貴方は私の夢の王様よね?

お願いだから

私が貴方を傷つけても

騙したりしないで  

それはそう見えるだけじゃないの 

 

私の愛の高鳴りが聞こえる?

私の愛の高鳴りが聞こえる?

私の愛の高鳴りが聞こえる?

 

 

砂漠が雨を必要としているように

私には貴方が必要なの

むしろ死にたいわ

ダーリン

ああ

会えない時は 

貴方の翼を広げて

飛んで来てよ  

 

スポンサーリンク  

 

 

私の愛の高鳴りが聞こえる?

私の愛の高鳴りが聞こえる?

私の愛の高鳴りが聞こえる?

 

私の言うことを信じてくれますか? 

貴方は私の夢の王様ですよね?

お願いだから

私が貴方を傷つけても

騙したりしないで  

それはそう見えるだけじゃないの 

 

 

私の愛の高鳴りが聞こえる?  

私の愛の高鳴りが聞こえる?

私の愛の高鳴りが聞こえる?

 

 

砂漠が雨を必要としているように

私には貴方が必要なの

むしろ死にたいわ

ダーリン

ああ

会えない時は 

貴方の翼を広げて

飛んで来てよ  

 

 

私の愛の高鳴りが聞こえる?

私の愛の高鳴りが聞こえる?

私の愛の高鳴りが聞こえる?

 

 

 

Songwriter: Robbie Van Leeuwen

Translator: Lyra Sky 和訳 

 

 


www.youtube.com

 

 

 

The Shocking Blueとは

 

カウンターカルチャーの代表的なバンドにまでなり大ヒットを飛ばしたThe Shocking Blue

彼らのヒット中には【Send Me a Postcard】や、【Venus】があり、ころが彼らの最大のヒットとなり、アメリカのBillbotaid Hot 100や多くの国で1969年、1970年と第一位に輝いた。バンドは1973年までに1350万枚のレコードを売り上げたが、1974年に解散した。 

クリテリウムが、海外が特にアメリカでヒットを記録しているGolden Earringと共に最も成功したNederbeat Bandと見なされている。

 

モーションズのギタリストだったRobbie Van Leeuwenによって1967年に結成。この時のメンバーはRobbie以外は、 ヴァーカル Fred de Wild 、ベースKlaasje van der Wal (1949年2月1日-2018年2月12日)、ドラムス Cor van der Beek(1949年6月9日-1998年4月2日)だった。

1968年【Lucy Brown  Is Back In Town】でマイナーヒットをあとばした。

De Wildeがリードシンガーだったときには、彼らはthe Beatlesや Brothers Fourのクロスのサウンドを持っていた。

Fred De Wildeはオランダ軍に入隊する為に、1968年に脱退する。

 

Robbieは、 当時クラブで歌っていた Marska Veres を紹介され、彼女に後任になってくれるように説得して、加入後にリリースした曲【Vinus】が、世界的な大ヒットを記録したのである。この曲はオランダで1969年7月12日にベロニカトップ40のヒットパレードで12位、1969年7月26日に3位になった。そして年末にはアメリカ、イギリスでリリースされ、1970年2月に7日に、ビルボードで1位に輝いた。年間チャートでも22位と健闘し、Shocking Blue 最大のヒットとなる。

 

その後ドイツで35万枚売り上げ、アメリカンチャートでは3週間トップでい続けた。1970年1月までに100万枚以上売り上げ、アメリカレコード協会からゴールドディスクが授与された。全世界での販売数500万枚を超えている。

 

スポンサーリンク  

 

その他、1968年後半【Send Me A Postcard】、1969年【Long and Lonesome Road】もヒットを飛ばしている。

1969年には【Mighty Joe】(Bsideは【Wild Wind】)、1970年【Never Marry  a Railroad Man】(Bside 【Roll Engine Roll】)が続き、いずれも100万枚以上レコードを売り上げた。後者は世界中でもトップ10入りするヒットとなった。

 

【Blosso Lady】、【Out Of Sight, Out Of Mind】(1971)、【Inkpot】、【Rock in the Sea】、【Eve and the Apple】(1972)、【On Lord】(1973)とリリースしヒットしたが、アメリカやイギリスでのチャートインは果たせなかった。べースの Klaasje van der Walは、最初の日本へのツアー(ライブアルバムになる)の後、1971年末に脱退した。Mariska Venesは、この年の後半に脱退しこれがバンドの分裂に繋がった。Mariskaは、1982年までソロ活動を続けた。

 

因みにMarskaは、ハンガリーとドイツのハーフで、父親がジプシー・オーケストラのバイオリン奏者であった為、幼少期から父と共に歌って来たと言う。Shocking Blueに加入する前にも幾つかのバンドでヴォーカルを担当している為、芸歴は長かったのである。

バンドは、大人気のため、1971年には来日しているが、どうやら日本嫌いらしい(特にMariska)。良くインタビューで日本人嫌いを言っていたらしくて、「金のために野蛮な○がいる国、日本へ行った」と言ったという噂は、かなり有名。

まだ未聴だから噂で聞いただけだが、ブートか何かのライブでそれが聴けるらしい。

 

【Love Buzz】歌詞について Lyrics

 

魔術っぽいサウンドが、サイケデリック・ムーブメントのど真ん中なのだが、歌詞は至って健気な感じに取れてlovelyだ。

この意外性が良いのかもしれない(個人的には「もっともっと、おどろおどろしくしておくれ〜」て感じ)。

 

先日、日本語訳をこのブログでしたNirvanaのカヴァーの方の解説を読んで頂けたら分かると思いますが、サビは同じだがあちらの方が、歌詞は短めでよりシンプルだ。

サビは全く同じ、ただあちらは4回歌うため、こちらより1回多い。

そしてドラッグを1番歌いそうだが、こちらはない(flyが取れなくもないが、匂わせる単語が他にないため違う)。

つまり、Shockin Blueの【Love Buzz】は、サウンドでトリップしていても、歌詞では丸っ切りウブな恋する女子の歌なのだ。

対象の男性を「King」と言っていたり「会えないなら死んじゃう〜」といった感じ。

これを聴いた60年代の男性たちは「可愛いな」と思ったのかも? 

どう見ても百戦錬磨な姉さんなんだが(笑)。

ちょっとワルな男性に惹かれる女性が多い(?)とか言うが、男性もそうなんか? 

日本の場合はそうじゃないだろうけど。

 

そうな子が、実は意外と健気、、、ギャップ萌え。

 

さあ

どうぞ萌えて…命つきるまで。

 

 

 

THE BLUE BOX

THE BLUE BOX

Amazon
 

 

Shocking Blue was a Dutch rock band formed in 1967 in The Hague. It was part of the movement in the Netherlands  that got generally known under the name Nederbeat. The band had a number of hits throughout the couterculture movement during the 1960s and early 1970s, including "Send Me a Postcardand "Venus", which became their biggest hit and reached number one on the U.S. Billboard Hot 100 and many other countries during 1969 and 1970. The band sold 13.5 million records by 1973 but disbanded in 1974.  Together with Golden Earring they are considered as the most successful Nederbeat-band, as far as the criterium is scoring hits abroad and especially in the United States.

Nirvana covered the song "Love Buzz"as their debut single in 1988; it also appeared on their 1989 album Bleach. (watch my article↓↓)

 

lyriclyra.com

 

MembersEdit

Former members
  • Robbie van Leeuwen (guitar, sitar and backing vocals, 1967–1973)
  • Fred de Wilde (vocals, 1967–1968)
  • Klaasje van der Wal (bass guitar, 1967–1971; died 2018)
  • Cor van der Beek (drums, 1967–1974; died 1998)
  • Mariska Veres (vocals, 1968–1974; died 2006)
  • Leo van de Ketterij (guitar, 1970–1971; died 2021)
  • Martin van Wijk (guitar, 1973–1974)
  • Henk Smitskamp  (bass guitar, 1972–1974)
  • Wim Voermans
  •  Jan Pijnenburg 
  • Michael Eschauzier
  •  Andre van Geldorp
  • Charles Pesch

 

THE BLUE BOX

THE BLUE BOX

Amazon

 

 

Credits

Produced By Shocking Blue

Written By Robbie Van Leeuwen

Recorded At

Sound Push Studios, Blaricum, Netherlands

Release Date

September 30, 1969

Songs That Sample Love Buzz

 

Uptown Girl by  k-os (Ft. Emily Haines & James Shaw), Phoenix by The Prodigy (Ft. Matt Robertson) & 5-Øres Ting by Malk de Koijn

Love Buzz Covers

Love Buzz - Live At The Paramount/1991 by Nirvana, Love Buzz by Anika, Love Buzz by Circa Survive (Ft. Jon Simmons) & Love Buzz by Nirvana

 

スポンサーリンク